イタチ家出産体験記(その3)
前回の続きです。
旦那と嫁さんの行動や心境を別々に書いているので、
旦那は青字、
嫁さんは赤字、
と色分けします。
環境によっては色が表示されないので文頭に【旦那 or 嫁さん】を付けてます。
それではどうぞ。
▼11/16 21:30頃
【旦那】
看護師さんに呼ばれる。
これから何が起こるのか状況が把握出来ていなくてポカーンとしている。
もしかして分娩ですか?
自分の立ち位置は分娩台の横。
嫁さんは、さっきまで陣痛に苦しんでいた様子がウソみたいにリラックスしている。
スタッフは主治医と助産師2人。
いきむ際の説明を受ける。
モニターで陣痛が来るのがわかるので、お腹を見ながらフー、フー、ウーンといきむ。
旦那は嫁さんの後頭部を支えて補助をするように指示を受ける。
【嫁さん】
痛みが全くないのにまだ驚きを感じている。
そして笑顔で旦那と会話ができている自分がいる。
今まで陣痛に耐えたのだから後は楽しく産もう。
赤ちゃんに酸素が行渡るように酸素マスクを着ける。
機械で陣痛の波を捉えたら主治医やスタッフの合図でいきむ。
麻酔が効いているので初めはこれで合っているのか自信がなかったが、うまくできてると言われて安心する。
いきむ合間に旦那やスタッフと談笑。
恐怖感や不安は全く無し。
早くまめ子に会いたい。
後もう少し頑張ろう。
5~6回いきんだところで主治医からあと5回位と言われる。
まめ子の心拍数は下がらず元気なので酸素マスクを外す。
【旦那】
産道が固いようで頭の一番大きいところがなかなか通らない。
旦那からは見えないが何箇所か会陰切開した模様。
『少し赤ちゃんが通りやすくしますねー。』
と言ってくれたので、恐怖感は無い。
嫁さんも痛くなさそう。
▼11/16 22:30過ぎ
【旦那】
結局30回位いきんだだろうか。
急に主治医、助産師がバタバタし始めたと思ったら突然まめ子の頭が見えた!
【嫁さん】
あっと思ったら、トゥルルンッという感覚と共にまめ子がお腹の中から出ていったのが分かった。
お腹が空っぽになった。
すごく嬉しいけど、少し寂しかった。
▼11/16 22:36
【旦那】
あっけにとられている間にまめ子の全身が出てきてすぐに大泣き!
スタッフの手際が良すぎてポカーンとしているうちに全ての処置が終わってまめ子が嫁さんのお腹に乗っていた。
たしか、へその緒が切られ、機械で羊水を吸いだして体を拭いてくれたと思う。
出産前、旦那がヘソの緒を切るのかな?
怖いな・・・。でも親父になるのだから、その位の事はしなければ!
と決心してたのはムダだったようだ・・・。
嫁さんは産み終えた途端、急に眠くなった模様。
そりゃそうだ。前日から36時間以上寝てないのだから。
今はゆっくり寝て欲しい。
【嫁さん】
まめ子、本当に良く頑張ったね!
こんなに大きくなってたんだね。
自分が産んだなんてまだ信じられないよ。
あ~、ちゃんと抱っこしたいなあ。
顔を良く見たい。
泣きじゃくるまめ子を見ながら、だんだん意識が遠のいていく。
初めての抱っこは父親である自分がした。
生まれたばかりのまめ子は
とても小さくて
とても軽かった。
でも、その小さな命はとてつもなく重かった。
はじめまして、まめ子。
これから3人で仲良くしようね。
おわり。

