マタニティマーク
とある日の帰宅途中。
電車に乗り込み車内を見渡すと、まばらに立っている人がいる程度の混雑具合。
自分はオシリに爆弾を抱えている状態なのでもちろん立つ。
ホントは座りたいんだってば。
ふと隣を見ると、一見妊婦さんと思われる女性が立っていた。
それなのに、目の前の7人掛けの座席には6人しか座っていなかった。皆それぞれ微妙な間隔を空けている。
声掛ける?
いやいや、無理だって。
だって妊婦さんじゃなかったらどうすんのさ?
お前の腹の方がよっぽど妊婦っぽい!って突っ込まれそうだし。
一人でそんな葛藤をしつつ、その女性のバックを見たらマタニティマークが付いていた。
おまけにたまひよストラップも。
妊婦さんと分かった途端、ジェントルメンに変身。
座っている人達に詰めてもらうようにお願いし、妊婦さんに座るように促す。
その妊婦さんは座る時と降りる時に『ありがとうございます』と言ってくれた。
お礼に対して爽やかな笑顔で答えた自分。
超カッコいい。オレ最高。
(笑顔がキモいとか思われてたらどうしよう)
別にね。
善行を自慢したり、褒めて欲しいからこんな事を書いた訳じゃないんですよ。
(いや、やっぱり褒め称えて下さい)
ここからが本題。
この時、ふと気になったのは
マタニティマークって全然認知されてないじゃん
ってこと。
つい最近まで嫁さんが妊娠していたからかろうじて知っていたものの、そうじゃなかったら知らなかっただろうな。
(実はこの一件があったから調べてみたんだけど勘違いしてたし)
という訳でマタニティマークについて調べてみた。
マタニティマークとは?
以下、厚生労働省のHPから引用
妊産婦が交通機関等を利用する際に身につけ、周囲が妊産婦への配慮を示しやすくするもの。
さらに、交通機関、職場、飲食店、その他の公共機関等が、その取組や呼びかけ文を付してポスターなどとして掲示し、妊産婦にやさしい環境づくりを推進するもの。
《引用元》
マタニティマークをとおした「妊産婦にやさしい環境づくり」の推進について
今年の3月に発表ってことはまだ歴史が浅いんですね。
マタニティマークの重要性
妊娠中である事を周囲に伝える事は非常に重要だと思う。
まめ子を身篭っていた時の嫁さんを見て、妊婦さんの大変さは良く分かっているし、出来る限り協力したいと思ってはいる。
しかし、妊娠初期~中期の頃はお腹の大きさだけで妊娠中なのか判断するのはとても難しい。というか危険。
今回もたまひよストラップがなければ声を掛けなかったはず。
残念だけど、ハッキリと妊婦さんだと分からない限り何も協力する事が出来ない。
普及率の低さ
たまひよストラップは知ってたけど、マタニティマークについては知らなかった。(東京メトロが独自にやっているものかと勘違いしていた。)
つい最近まで妊夫だった自分が知らないって事は、妊娠・出産に縁のない世代の人。特に男性は知らない人が多いだろう。
※最近のたまひよストラップは、このマタニティマークも一緒に付けているらしい。
Benesse たまひよキャンペーン
厚生労働省のHPをじっくり読んでみると、マタニティマークは作ったものの、積極的に普及活動をしているとは思えない。
『今後の普及方法について』と書かれている箇所を読んでみると、『関係各所に協力を依頼』みたいな事が書いてある。
政府広報やポスター等で周知しているらしいが、たまたまかもしれないけれど政府主導の物は見た事ない。(東京メトロのポスターは見た事があった。だから勘違いしていたのか。)
画像はダウンロード出来るようにしとくから、後はよろしく!ってこと?
普及活動ついて
一部の自治体では母子手帳と一緒にマタニティマークを交付しているらしい。
ウチが母子手帳貰った時はマタニティマークなんて無かったから分からないけど、今は必ず配ってるのかな?
育児雑誌関連の会社が普及活動をしても、企業である限り収益との兼ね合いもあるので限界があると思う。
鉄道会社がどう頑張っても地域が限定されてしまう。
ここはやはり政府や自治体が積極的に普及活動を行うのが望ましい。
母子手帳と一緒にマタニティマークを配布するのを義務付ければ普及率アップ。
ついでに産婦人科でも無償配布すればさらにアップ。(もちろん負担は国や自治体)
補助金出して交通機関に必ずポスターを貼るようにしたら席を譲る人が多くなるかも。
公共広告機構によるテレビCMで周知すれば認知度も向上するだろう。
少子化対策と言って財源確保の目処も立たないのに莫大な補助をしようする案が出ているけど、それに比べたら簡単に出来るんじゃないのかな?
妊婦さんにお願い
中には恥ずかしがって付けない妊婦さんもいるかもしれません。
しかし、周りの人間からすればなかなか声が掛けにくいという事も知って欲しい。
世の妊婦さんにお願いです。 妊娠している事をアピールして下さい。 そして出来る限りの範囲でお手伝いをさせて下さい。
妊婦さんに対して優しい世の中になって欲しいものです。

